1日あればダイビングも沖縄観光もできちゃう!?オススメの半日ダイビングツアーへ参加してきました。
こんにちは。ライターの秋山です。
前回はおすすめのダイビングポイントをご紹介いたしました。
おすすめのポイントを教わっても、なかなか沖縄にダイビングに行くきっかけが作れないという沖縄県外にお住いの読者の皆様。せっかく沖縄に旅行に行くならダイビングだけじゃなく、沖縄観光も楽しみたい!でも、ダイビングを楽しむと丸一日、時間を使ってしまうのではないか。
そんなことはありません!1日で観光スポットも回れる上にダイビングだって楽しめちゃう!そんなコースを本日はご紹介いたします。
12月から1月になると沖縄もやっと本格的に冬を感じるようになってきました。
それでも15度を下回ることもなく、県外から来た方にとっては過ごしやすい。しかも!取材の日は、101年ぶりに12月の気温が27度になる!という、まさにダイビング日和!
この日のスタートは朝9時に空港も近い那覇市内から出発します。
まずは、読谷村で沖縄の人気の伝統工芸「やちむん」探しへ!
那覇市内から1時間ほどで到着したのは読谷村にある「
こちらでは、沖縄の綺麗な「やちむん」に触れることができます!
「やちむん」というと伝統的な絵柄を想像しますが、とてもポップで可愛らしいやちむんが店内にいっぱい!
オーナーの高畑さんがデザインをし、お店の横の窯でスタッフさんが焼いているそうです。
新作もでていて、何度も通いたくなります!
手に持つと、土のザラっとした感触と、ずしっとした重み。
やちむんが家に1つあると、生活の質がグッとあがった気がします。ご自宅で、やちむんのお皿に料理を載せると沖縄を感じることができますね。
私も、店員さんが作成したピアスを購入しました!値段も手ごろで、沖縄の海のようなきれいな水色。
お皿ももちろん、様々な形でやちむんを楽しむことができます!
全国的にも多くのメディアにも取り上げられ、県外にも多くのファンを持つ「一翠窯」でお気に入りの一枚を見つけてはいかがでしょうか?
続いて向かったのは「座喜味城跡」。
整然と積み上げられた石垣から、沖縄の歴史を感じることができます。
「座喜味城跡」は、2000年12月2日、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産リストに登録されました。
読谷山地方を治めていた護佐丸によって15世紀初めに築かれました。護佐丸は尚巴志の北山城(今帰仁城)攻略に参戦し、琉球初の統一国家成立に重要な役割を果たしました。
沖縄の歴史、琉球王国の三山統一の歴史を知ると、より面白くなります!
城跡の入口をくぐると、そこには緑が広がります。
階段を上ると、一望できる景色。
少し汗をかいた顔に、風がとても心地よいです!
ダイビングで体力を使う前に「沖縄そば」で腹ごしらえ!
ダイビングで体力を使うので、腹ごしらえは大事。でもお腹いっぱい食べると動きづらくなるので注意が必要です。
お昼ご飯に選んだのは「沖縄そば」。旅行中にぜひとも味わってほしい定番の一品ですね。
沖縄そばにも、出汁や麺の太さなどいろいろあるので、お好みのお店を探すのも楽しみの一つ。
私も沖縄に来てから、月に2回は沖縄そばを食べたくなるほど心にしみる味です。
本日のメインイベント「ダイビング」へ!
そして、ついに来ました!
ダイビング!
太陽が高くなるにつれ、気温も上がり暑くなってきました。
時期的には寒いかも?という不安もありましたが最高の天気で「海に入りたい」という気分も高まります!
お世話になったのはダイビングショップ「Marine Trip(マリントリップ)」の夏海さん。海が好きで、ダイビングインストラクターになりたくて卒業後に沖縄に来たというほどのダイビング好き。
名前からして、ダイビングをすることが運命だったんですね!
お店のなかはとてもきれい!
シャワー室に更衣室。
そして女性に嬉しいドライヤーまで!設備もバッチリです。
オーナーのこだわりということで、ダイビングの後にご飯や観光に行くのに、とても嬉しいですね!
ウェットスーツに着替えて、車に乗って港へ。
港まで5分ほどであっという間です!
そして、なんとこの日は私たちだけの貸し切り!そのため、潜るコースも私たちの希望を聞いていただきました。これがオフシーズンの嬉しい所!
1本目は「青の洞窟」もある真栄田岬。
沖縄らしい南国のカラフルな魚。
こちらの魚たちは人を怖がらないようです。
そして、なんと!
「青の洞窟」の中も貸し切りです。夏休みシーズンだと人も大勢いるので、この時期は本当にオススメです。
水面に現れる魚の大群。
日の光が水面に反射して、水中から見る空が本当にきれいでした。
2本目のポイントは「山田」。
運がよければ海亀が見られるということで…。
海亀がいました。
この距離まで近づいても逃げずに、とても迷惑そうな顔でこちらを見てました(笑)。
映画でおなじみのクマノミも。
赤ちゃんもいて、イソギンチャクの中を優雅に泳いでいました。
こちらには養殖の珊瑚も見ることができます。
沖縄の珊瑚を守ろうと、珊瑚保全の活動をしている団体もあります。
綺麗な海を見られるのは珊瑚のおかげ。
ダイビングをする際も、珊瑚を折ったりしないように気を付けることが必要になります。
私自身久しぶりのダイビングで、実は潜航の時に呼吸が上手くいかず、なかなか潜れなかったのですが、慣れてきたらカメラ目線の余裕も生まれました。
お店に戻って、夕陽の中でログ付け。
久しぶりに潜った時は、タンクの種類やウェイトの重さなどを記入すると次回潜る時にとっても役に立ちます。
ウェイトが重すぎる、軽すぎると水中で楽しめなくなってしまいます。
見た魚はイラストにして残しています。
海に潜った時に魚の名前を覚えていると、魚に親近感を覚えてさらに楽しくなります。
夏海さんありがとうございました!
嬉しかったのは「こんなパターンのコースがありますよ!」と提案していただけたこと。このポイントならこの生き物が見られるよ、などご提案いただき見たい風景や生き物が見られて本当に思い出に残りました。
そして、もう1つ!船の上で「寒がりですか?」と声をかけていただいたこと。
実はとても寒がりで、夏でも40分ほど潜っていると後半に寒くなることもあるので、今回のダイビングはとても緊張していました。
しかし「寒がりです」とお伝えすると、フードベストを貸していただけました!
そのおかげで2本ダイビング(合計1時間以上)を潜っても寒さを感じず、楽しめることができました!
自分が不安に思っていることなどはしっかりと伝えてリラックスしてダイビングを楽しみましょう!
ダイビングは午前中のほうが、人も少なく透明度が高いのでおすすめ。
だけど、慣れていない方は、朝一で潜って体力使い果たしてぐったりという方もいるそうです。
午後のダイビングは2本潜って、お店をでたのが17時頃。
この後、夕飯食べてホテルでゆっくりもできるし、気持ちに余裕もできますね!
いかがでしたでしょうか?
本島のダイビングは午前、午後コースと分けられているものも多いので、半日観光に、残りはダイビングで思い切り楽しむというのもおすすめです。
ぜひ皆さんも沖縄の観光&ダイビングコースを楽しんでみてくださいね。