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糸満ダイビング協会研修会(安全に関する訓練)

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  • OMSB事務局

新型コロナウィルスによる影響で大変な状況ではございますが、皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか。

今日は糸満ダイビング協会で行われる安全に関する講習会に参加して参りました。

開催場所:糸満漁港ふれあい公園「糸満フィッシャリーナ」

参加事業所は合計11事業所 人数14名

オフィスプロテウス エヌ・スピリッツオーシャン イージーダイバー ラッキーフォーエバーオキナワ
R-MATES Okinawa Diving Club POWDERBLUE-DIVERS 株式会社オーシャンスタイル peace.okinawa
糸満マリンサービス 糸満ダイビングサービス かりゆし 海の遊び処 なかゆくい


 

講師は、オフィスプロテウスの吉岡 隆さんになります。

現状の新型コロナについてと心肺蘇生法の仕方が変わってきていると、画面を使っての説明

吉岡 隆プロフィール

1991年11月 NAUIインストラクター取得
1993年11月 NAUIインストラクタートレーナーワークショップ修了
1994年 7月 潜水士免許取得
1995年 2月 NAUIコースディレクターワークショップ修了
1997年 1月 NAUIナイトロクススペシャルティインストラクターワークショップ修了
1998年 2月 DAN酸素プロバイダーインストラクタートレーナー取得
1998年 9月 NAUIレスキューインストラクターコースディレクター取得
1998年 9月 NAUIスペシャルティインストラクターコースディレクター取得
1999年 3月 NAUIL.S.F.A.コースディレクター取得

 当スクールでは、「ダイバー認定」本来の主旨を尊重し、認定後はインストラクターやガイドなどの監督者が不在でも、安全かつ健全なダイビングが実施できるダイバーを育成しています。
  そのために、「Safety Through Education(安全は教育から)」をモットーとするNAUIのカリキュラムを採用しています。
 長年、NAUIインストラクタートレーニングコースのスタッフとして活動してきた経験を活かし、的確なアドバイスで無駄のない講習を実現いたしております。
 レクリエーショナルダイバーコースでは、新しいことを学びつつダイビングを楽しみ、自分で潜る面白さを実感して、自立心の高いダイバーへと能力が養われていきます。
 また、リーダーシップコースでは、レクリエーショナルダイバーコースとは打って変わって、他のダイバーの安全を確保できるように厳しくハードルの高いトレーニングを実施しています。
 現場での豊富な経験を惜しみなく伝授し、即戦力のリーダーシップを養成しています。


 

 


その後14名でCPR&AED使い方の訓練開始

一般的には次の順序

□安全の確認(自分の安全確認)

□出血がないか確認

□反応があるかの確認

□119番通報とAEDの手配

□呼吸の確認(呼吸がない・異常な呼吸)

□胸骨圧迫

ですが、今日は溺者を引き上げてからの心肺蘇生法の手順を行いました。

引き上げたあと、気道確保⇒2回の吹込み⇒反応があるか⇒胸骨圧迫⇒AEDの使い方

皆さん真剣に取り組んでいました。


その後、画面を使って、海でのレスキュー訓練説明

吉岡さんが作成したレスキュー訓練動画

□和船への引き上げ

□BCキャリーからの引き上げ

□ロープで使たすき掛けしてからの引き上げ

□水中からの引き上げ


ウエイトベルトを使っての三人での引き上げ


たすき掛けでの引き上げ


バックストラップキャリーでの引き上げなど、今日の訓練は主に引き上げを中心におこなってました。


ちなみに引き上げ後、船上でウエットスーツを脱がさないと、AEDなど使えないのですが皆さんはどうします?

実は素早く脱がすには、ウエットスーツを切るんです。

その時使うハサミを見せてもらいました。

なんか特殊ですよね!ネットや、ダイビング商品を売っているショップにあるそうです。


糸満ダイビング協会の皆さんお疲れ様でした。

これからも、利用者への安全・安心なマリンレジャーサービスの提供をお願い致します。