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【2日目. 実習前編】ダイバーへのファーストステップ!Cカード取得講習にチャレンジ!

Author
  • シロマユウノスケ
  • 蓮池 ヒロ

こんにちは。ライターのシロマです。前回の記事でCカード取得1日目をお届けしました。

【1日目. 学科講習編】ダイバーへのファーストステップ!Cカード取得講習にチャレンジ!

1日目の学科講習でしっかりとダイビングの安全な楽しみ方を学んだあとは、実習で身につけていきましょう。

初心者ダイバーも安心なプール講習で始まる2日目!

無事に学科講習を終え、いよいよ2日目からは実際にプールや海での講習が始まります。今回の講習では、午前中にプール講習で基礎を学んでから、午後に海洋講習が行われます。

沖縄県内のダイビングスクールのスタッフさんに聞いた、安全なダイビングショップの選び方!」でもお伝えしたように、ショップによってプール講習から始まるのか、プールに似た海況の海で始まるのかという違いがありますが、僕は慣れた環境から始めたかったのでプール講習のある「マレア沖縄店」さんを選びました。

初めから海で潜っていくのは不安だという方は、プール講習のあるショップを選ぶのがいいと思います。

やってきたのは宜野湾マリン支援センター!

昨日は学科講習だったのでマレア那覇店で行われましたが、今日はプールのある宜野湾マリン支援センターへ。

宜野湾マリン支援センターについての詳細はこちらから!

沖縄県内のダイビングスクールのスタッフさんに聞いた、安全なダイビングショップの選び方!

到着するとさっそく、学科講習で教わった機材のセッティングからスタート。

そして、体験ダイビングぶりにウェットスーツに着替えて、本格的にプール講習へ。

まずは深さ4mの潜水用プールでプカプカと10分間浮いて水に慣れる練習

潜る前に腰にウェイトをつけていたので、すぐ沈んじゃうんじゃないかと思いましたが、想像以上に気持ちよく浮いていられることに驚きました。

今回一緒に講習を受けたバディの方と自己紹介がわりの雑談をしながら、無事に楽しく浮く練習を終えて、次は足のつく25mプールで水慣れを進めます。

水慣れということで、マスクとシュノーケル、フィンをつけて、25mプールを何回か往復。シュノーケルを着けていても、水泳の癖でついつい顔を上げて息継ぎしちゃいます。

久しぶりに泳ぐプールでのシュノーケルスイムに程よい疲労感も感じつつ、気持ちよく泳ぎ切りました!

続いて、器材がセッティングされたBCDを水面で着ます。

水に浸かりながら着るのは初めてだったので、久保さんの手を借りながら無事装着。

BCDを着ると、基礎的なスキルを教わります。

水中でマスクに入った水を抜くマスククリアというスキルの練習では、水中でマスクを1度外して、それを再度着けてからマスククリアを行う練習が、水中でマスクを取ってしまう不安で少し難しく感じました。

また、プールでの練習で意外と難しかったのが、水中で膝立ちを保つこと。プカプカとすぐに浮いてしまい、途中で海面に顔を出してしまうことも。しっかりと足を開いて前かがみになると安定してきました。

他にも、水中で起こる大小のトラブルに備えた基礎的なスキルをたくさん教えていただきました。

ここで一旦プールサイドにて休憩。覚えることが多いのと、水中だと少しの運動でも疲れてしまうので、こまめに休憩があるのが嬉しいですね。

ゆっくり休憩をしたら、またプールに戻って講習再開。

次は、緊急時の対応を教わります。

レギュレーターが壊れて空気が排出され続けている状態をフリーフローと呼ぶそうで、その時のレギュレーターの使い方も練習。

続いて、タンクの中の空気がなくなった際に、1人で対応する方法バディと連携して対応する方法をそれぞれ練習。2人でエア切れの対応は、ハンドサインを使ってお互いの状態を確認しながら手順をひとつずつ行っていきます。

緊急時の対処法の後は、フィンピボットといってフィンを軸に体を上下させる練習を行いました。基本姿勢の練習としても、基礎的で大事な練習です。

呼吸をして肺の空気を使って上半身を上下させるのですが、慣れないうちはすごく難しく感じます。

深さを保って泳ぐ練習をして、休憩に入りました。

次は、耳抜きと深度を保つ練習のために深いプールへ。

その入水の際は、陸の端から大きく一歩踏み出すようなイメージの「ジャイアントストライドエントリー」というボートからの入水に適している方法で行います。

深いプールに飛び込んでいくのに不安を隠せていなかったのか、隣で3歳くらいの男の子に水泳を教えていた外国人のお母さんに「大丈夫だから頑張って!」と英語で励まされました。

突然の国際交流と暖かい言葉に勇気をもらいつつ、無事に入水!

手すりにつかまりながら少しずつ潜っていくのですが、想像していた以上に高頻度で耳抜きが必要な状態になり驚きました。

肺の中の空気をコントロールしながら深度を保つ練習を行います。息を吐くことを意識しつつ呼吸を行うことで、なんとか深度を保ちます。

練習を終えてプールから上がるときにも、出来るだけゆっくりと上がることを意識しながら慎重に深度を下げます。

地元から愛されるレストラン併設でランチタイムも充実!

ここでお昼休憩!

施設内のレストランでランチ。

美味しいグリーンカレーで、午後の海洋実習に向けてエネルギーをチャージしました!

メニューが豊富で、どなたでも利用できるレストランですので、気になった方はぜひ行ってみてくださいね!その日も近くで働いている方がたくさん訪れていました。

奥武島で初めての海洋実習へ!

1時間半ほどのランチ休憩を挟み、マレアさんの車に乗って海洋実習を行う奥武島の海岸へ向かいます!

到着するとさっそくウェットスーツに着替えたり、機材をセッティングしたりと準備を進めていきます。

ここで初めてのダイブコンピュータを装着。深さの表示や浮上スピードのシグナルなど、基本的な使い方を教わりました。

今回はビーチエントリーという入水方法で潜っていくので、腰が浸かるくらいの深さまではフィンをつけずにブーツで歩いて進んで、そこでフィンを装着するのだそう。

その日は台風が去ったあとの影響が少しだけ残っていて、濁りのある海況となっていました。それでも、流れがほとんどなく初心者にはぴったりで、緊張しがちな僕にとっては嬉しいポイント。

海底まで潜水すると、まずはプールで習った基本的なスキルから、半分まで水を入れた状態でのマスククリア、フィンを軸に体を上下させるフィンピボットの確認を行いました。

海の中でマスクに水を入れるのは少し勇気が必要でしたが、なんとかクリア!

スキルの確認を終えると、初めて海中を泳ぐ練習も行いました。体験ダイビングではインストラクターに手を引かれながらのダイビングだったので、自分で泳ぐのは初めての経験です!

海は濁っていましたが、そんなことはどうでもよくなるくらい自分で海中を泳いでいることに感動していました。

エア切れの時にバディで一緒に水面に浮上する練習を行いながら浮上。バディのタンクに繋がっている、オクトパスと呼ばれる予備のレギュレーターを貸してもらって浮上していきました。

陸に上がる前に水面に浮かべた浮き輪につかまりながら、小休憩。

2本目のダイビングでははじめにスキルの確認をしてから、1本目より長い時間をかけて海を泳ぐ練習を行いました。徐々にレベルアップしているのを感じて、嬉しくなります。

海中が濁っていましたが、可愛い魚をたくさん見ることができたので、大満足な海洋実習となりました。

無事に海洋実習を終えて宜野湾マリン支援センターに帰ってくると、ダイビングログについて教わり、2日目の講習が終了。

プール講習で時間をかけてしっかりとスキルを教わった上で、穏やかなポイントでの海洋実習だったので、僕のような不安になりがちな人でも安心な内容で講習が進められました。慣れない水中での練習が長い2日目なので、この日の夜はしっかりと休んでおくことも重要。

2日目が終了!最終日は船で沖へ出ての実習です!

2日目はプール講習と奥武島での海洋実習で実際に潜ってダイビングの基礎的なスキルや知識を学びました。いよいよ3日目は船で沖まで出てダイビングを行う海洋実習。そしてその後には念願のCカード取得が待っています。

3日目の記事はこちら!

【3日目. 実習後編】ダイバーへのファーストステップ!Cカード取得講習にチャレンジ!